いきものずかん *番外編*

ミドリガメ(名無し)
 
  小5の夏、夜店の『亀すくい』で5回失敗してしょんぼりしてたら、お店の人が1匹くれた。
  ”ミドリガメの餌”の説明書には、冬になったら冬眠するので砂をたくさん入れるようにと
  書いてあったので、たくさん入れて冬眠を待った。

  目の前で見る”冬眠”に、ちょっとわくわくした。

  でも、冬になっても、全く冬眠の気配がなかったので、心配になって砂をかけてあげた。
  言い方を替えると、”生き埋め”にした。子供とは、無邪気で残酷な生き物だ。
  
  「春が来たら、名前つけてあげるね」
  (オイオイ、早くつけてやれよ。)
  
  でも、全く冬眠する気がなかった亀は、何度も地中から這いだしていた。
  それを見つけると残酷な小学生は、
  
  「わ~!まだ冬だよ~(笑)寒いのに風引くよ。春が来たら出ておいで♪」

  と、何度も何度も生き埋めにした。
  
  ・・・いつの間にか、亀は這いだして来なくなった。

  「やっと、冬眠したんだ~」

  と、残酷な小学生は安心した。



  ”永眠”したとも知らずに・・・。




  そして、春が来た。
  残酷な小学生は、

  「かめちゃ~ん!春だよ~~!」

  と砂を掘り起こした。

  すると、中からは、変わり果てた”かめちゃん”が・・・。



  「かめちゃん、軽い。・・・・・目がない・・・・うえ~~ん!」

  と、小学生は泣き出した。






  なんと、(やっぱり)ミイラになっていた。
  さすがに、残酷な小学生も自分がしたことに気づき、深く反省した。

  「かめちゃん、ごめんね」

  とうとう名前をもらうことさえ叶わなかった”かめちゃん”は、砂から掘り起こされ、
  庭の土中へと移植(埋葬)された。



  ここで、この子が得た教訓


  ”名前は、すぐにつけてあげようね♪”




  ・・・・って違うだろ!!


ちなみに、ミドリガメはちゃんと成長すると、とんでもないことになります。
リンク先の写真をクリックしてみてください(笑)
衝撃のミドリガメ
  
[PR]

by mikichanpoo | 2008-02-01 20:51 | ひとりごと